リスクヘッジとリスクテイクの違いについて




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ニュースや新聞をみていると、『リスクヘッジ』や『リスクテイク』という言葉をしばし目にします。

しかし『リスクヘッジ』と『リスクテイク』は、どのような意味や違いがあるのでしょうか。

今回は『リスクヘッジ』と『リスクテイク』の違いについて調べてみました!

リスクヘッジとは?

リスクヘッジ(risk hedge〉とは、”危険を回避する”という意味です。

例えば『僕はリスクヘッジのために分散投資しているよ』という場合、

『資産が無くなる又は少なくなる(危険)を避けるために、様々なところに投資しているよ』という意味になります。

主に資産や投資のリスクを抑えるために取る行動のことを指します。

リスクテイクとは?

リスクテイク(risk take)とは、”危険を冒す(おかす)こと”、”危険を承知で物事を行うこと”を意味します。

リスクをテイクする、つまり危険を取りに行くというニュアンスになります。

例えば『僕はリスクテイクの姿勢で、事業を進めていくよ』という場合、

『危険を冒す(おかす)可能性があるけど、挑戦的に事業を推し進めていくよ』という意味になります。

リスクの可能性もあるけど、前のめりになって何かを行っていくというイメージです。

リスクヘッジとリスクテイクの違い

リスクヘッジは、できる限りリスクを最小限に抑えようとする守りの姿勢になります。

一つの事業だと経営が傾いた時心配だから、複数の事業を経営しようという考えは、リスクヘッジのスタンスになります。

一方、リスクテイクは、挑戦的であり、リスクがあってもチャレンジしていこうという攻めの姿勢になります。

今ある事業だけでなく、他の分野にも参入していきたいから複数の事業を経営しようという考えは、リスクテイクのスタンスになります。

さいごに

経営においても経営者の性質によって、リスクヘッジ型、リスクテイク型に分かれるかと思います。

慎重な人や安定を望んでいる場合はリスクヘッジを求め、挑戦を好む人やチャンスに挑みたい場合は、リスクテイクを求めることでしょう。

いずれにせよ、どちらかに縛られるのではなく、リスクヘッジをしつつ、リスクテイクを行っていくのが主流かと思います。

投資を行う際も上手にリスクヘッジを取りながら、リスクテイクをして大きな利益を狙ってみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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