海外口座の開設【メリットとデメリットについて】




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香港やシンガポールなど海外の口座を開設する人が富裕層を中心に増えてきています。

しかし一体、海外に口座を開設することでどんなメリットが得られるのでしょうか。

また、海外に口座を作ることに対してデメリットはないのでしょうか。

今回は海外に口座を開設するメリットとデメリットについて紹介していきます!

海外口座を開設するメリット

・金利が高い
日本の貯金金利はゼロ金利ですが、世界に目を向ければ金利が高い国があちこちに存在します。主要先進国の中でも日本の金利は最低レベルと言われているため、ただ資金を口座に眠らせておくよりは海外の口座に預けて金利を得る方が賢明かもしれません。

・リスク回避
日本は治安も良く財政が破綻するとは考え難いですが、この世に絶対はありません。日本が財政破綻した場合に備えて、リスクヘッジとして海外に資産を置いておくことも大切です。

・金利や配当が無税
海外の銀行では貯金金利や投資によって得られた配当に対して税金がかからない国が多く存在します。税金で引かれない分実質的に手にする利益が大きくなるため、節税対策にもなります。

※海外で得た金利や配当は所得になるため、日本で申告する必要があります。

・海外のATMが使える
海外の銀行に口座を作ることで、全世界で使えるキャッシュカードを手にすることができます。そのため海外に旅行中でも24時間ATMでお金をおろすことができます。

※もちろん日本でもゆうちょ銀行やATMなどでお金の出し入れをすることが可能です。

・世界各国の通貨で貯金できる
日本の銀行の場合日本円のみでしか貯金ができませんが、海外の銀行では一つの口座で世界17カ国の通貨を預け入れることができます。

海外口座を開設するデメリット

・英語が必須
香港やシンガポールなど日本から近い国であっても、銀行では日本語は通じません。そのため基本的に銀行とのやりとりは英語になります。
口座開設時も、英語での受け応えができるかどうかチェックしている銀行もあるようですので、英語でのコミュニケーションが取れる必要があります。

・インターネットが必須
海外の口座はインターネット上でのやりとり(残高照会、入金、出金など)になります。近年では日本でもネットバンキングを利用する方が増えてきましたが、海外の口座を動かす際はインターネットが主流になります。そのため操作方法に慣れる必要があります。

・口座管理費がかかる場合も
日本の銀行と異なり、海外の銀行は残高によっては毎月数千円の手数料が引かれてしまいます。銀行が提示している一定の残高があれば手数料がかかりませんが、その金額を割ってしまうと手数料が発生します。

さいごに

資産がある程度できてきたら、資産をいかに賢く管理するかにシフトしていく必要があります。

資産を日本国内だけで回すのではなく、世界に目を向けると利益率の高い運用方法も視野に入ってきます。

しっかりと情報を集め、上手に資産を積み上げていきましょうね。

この記事がみなさんのお役に立てたなら光栄です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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