投資信託を行う人は、”インデックスファンド”という言葉を耳にする機会があると思います。
またウォーレンバフェットが推奨する投資方法としてもインデックスファンドは有名です。
しかしインデックスファンドとは具体的にはどのようなものなのでしょうか。
今回はインデックスファンドの仕組みについて調べてみました!!
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、投資信託の運用手法のひとつです。
市場平均を上回るパフォーマンスを目標とするアクティブファンドに対し、インデックスファンドは市場平均に連動するように運用する手法になります。
日経平均株価やNYダウ平均株価、TOPIX(東証株価指数)などの株価指数の値動きにインデックスファンドの指数も連動していきます。
市場の平均を目指すことを目標としているため、大きく儲けるのは難しいですが、初心者にも取り組みやすい投資方法になります。
インデックスファンドの仕組みとは?
一般的に投資信託ではファンドマネージャーと呼ばれる人が運用を行っています。
しかしインデックスファンドは、目標とする指標と同じ銘柄を機械的に組み入れて運用を行っています。
日経平均株価は、東証一部上場企業の中の225銘柄の平均値を表しています。
日経平均株価に連動したインデックスファンドは、その225銘柄の中から組み入れていくことで似たような推移をするファンドを作っているのです。
インデックスファンドのメリット・デメリット
【メリット】
・運用状況がわかりやすい
市場平均はニュースや新聞などで頻繁に取り上げられるため、自分の選んだインデックスファンドが連動している株価指数をみればいつでも運用状況を知ることができます。例えば、日経平均に連動しているインデックスファンドであれば、日経平均株価が上がればファンドの数値も上がり、日経平均が下がればファンドの数値も下がっていると判断できます。
・手数料が低い
インデックスファンドは市場平均に連動するように機械的に運用を行っているため、他の運用手法に比べ手数料が低く設定されています。中には手数料のかからない(ノーロード型)インデックスファンドもあります。そのため長期保有してもコストが負担になることはありません。
【デメリット】
・大きく稼ぐことができない
インデックスファンドでガッツリと儲けることはできません。あくまでも平均値を目指すものなので、期待できる年間リターンは数%〜15%くらいになります。
・短期で稼ぐことができない
平均値を歩むゆえに、短期間でドカッと収益を得ることはできません。そのためインデックスファンドで収益を上げようとするならば、短期ではなく長期で保有することが前提になります。
さいごに
インデックスファンドでは大きく儲けることはできませんが、手数料の低さからアクティブファンドよりも利益が高くなる場合もあります。
短期の利益を考えず、長期的にみて利益が出ていればいいな〜と思うような方にはオススメの投資方法になります。
この記事が少しでもみなさんの疑問を解消できたなら幸いです^^
最後までお読みいただきありがとうございました!!