ROEの意味と計算方法について【株の用語を知ろう!】

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株式投資について学んでいるとROEという言葉を目にしますよね。

でも一体ROEとはどんな指標なのでしょうか、そしてどんな計算式で導き出されるものなのでしょうか。

今回は『ROEの意味と計算方法について』わかりやすくまとめてみました!

ROEの意味とは?

ROEはReturn On Equityの略称になります。日本語にすると”株主資本利益率”になります。

株主が投資したお金に対して会社がどのくらい利益を上げているかを測ることができます。

ROEは、経営効率のほかに配当能力を測る指標としても用いられています。

ROEの数値が高いほど、株主が投資したお金を活用し多くの利益を生み出していると判断できます。

そのためROEの数値の高い会社は、経営能力の高い会社と言えるでしょう。

ROEの計算方法とは?

ROEは以下の二通りの計算式で算出することができます。

ROE=純利益÷株主資本(%)

または

ROE=1株あたりの純利益(EPS)÷1株あたりの株主資本(BPS)

1株あたりの純利益(EPS)=当期純利益÷発行済み株式数

1株あたりの株主資本(BPS)=株主資本÷発行済み株式数

ROEの数値の目安はどのくらい?

一般的にはROEの数値が10%を上回ると優良企業と判断されます。

過去20年間のデータをみると、日本企業の平均ROEは5%、アメリカ企業の平均ROEは12%になります。

ROEの数値は基本的には利益を上げることで、水準を上げることができます。

しかし元々株主資本が少ない会社は、ROEが高い傾向にあります。

また、自社株買いなどで資本を圧縮した場合もROEの数値が上がるため、投資を行う際はROEだけではなく複数の指標をみて判断するようにしましょう。

さいごに

アメリカの投資家は、企業の効率性を重要視する傾向にあります。

そのため投資を行う際は、ROEの数値は企業価値を測るための大きな指標になります。

これまでROEの意識が低かった日本企業も、アメリカから影響を受け効率経営を目指す企業が増えてきているようです。

企業の回収効率が高まることは、投資家にとっても社会にとっても嬉しいことですよね。

株式投資初心者の方は、ぜひROEも睨みつつ投資先を選別してみてください。

この記事が少しでもみなさんの理解に繋がったのなら幸いです^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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