株式市場は東証一部、東証二部、ジャスダック、マザーズと複数存在します。
そしてそれぞれの市場に特徴があります。
株取引を行っている人にとっては、市場の特徴を把握することはとても大切なことです。
そこで今回は『マザーズと東証の違いについて』まとめてみました
マザーズと東証の違いを知るべく市場の仕組みについて理解しよう!
日本では証券取引所が株式市場を運営しています。
証券取引所は東京をはじめ全国に5カ所あり、それぞれの証券取引所が複数の株式市場を運営しています。
東京証券取引所では、東証一部、東証二部、ジャスダック、マザーズという4つの株式市場があります。
株式市場には市場ごとに上場基準があり、その基準を満たした企業のみ上場することを許されています。
上場基準は東証一部が最も厳しく、下位の市場にいくほど緩くなっていきます。
東証一部
↑
東証二部
↑
ジャスダック(スタンダード)
↑
マザーズ
↑
ジャスダック(グロース)
東証とマザーズの違いは??
【東証一部、東証二部】
東証一部は日本の株式市場において最上位にあります。
そのため、事業規模、事業実績、時価総額など複合的に審査が行われ、その審査に通過した企業だけが上場できる市場になります。
東証一部に上場している企業は電通やソニーなどの大企業をはじめ世間的にも認知されている企業が多いのが特徴です。
東証二部は、野球における二軍のようなポジションになります。東証一部へ上場したい企業がここに位置します。
東証二部の審査基準もかなり厳しいですが、東証一部に比べると若干緩やかです。
【マザーズ】
マザーズは新興市場と呼ばれ、新興企業やベンチャー企業が多く上場しています。
東証へ上がるための通過点として捉えられており、審査基準も東証一部二部に比べるとかなり緩めです。
成長が期待される企業であれば、株式公開時に債務超過や赤字決済でも上場することが可能です。
さいごに
東証一部が一軍、東証二部は二軍、マザーズは三軍というような立ち位置になります。
マザーズに上場してから10年経過すると東証へ昇格することが可能になるため、東証へのステップとして多くの企業がマザーズに上場しています。
株式市場はいくつもあって紛らわしいですが、この記事がみなさんの疑問を解消できたなら嬉しいです^^
最後までお読みいただきありがとうございました!!