
高額なお買い物をすると領収証に収入印紙が貼ってあると思います。
でも実際、収入印紙を貼る意味を知らないままこの慣習を行っている方も多いと思います。
改めて収入印紙とはなんぞやということで、収入印紙を貼る理由や貼る必要があるものについて調べてみました。
今回は収入印紙についてわかりやすくみなさんに紹介していきます!
収入印紙とは?わかりやすく説明すると…
収入印紙は印紙税と言われる国の税金のひとつです。
お金の取引に関する書類は、書類を作ることで取引に信用が生まれます。
でも”その信用を支えているのは国の法律なので、信用保証料として税を納めてください”というのが政府の見解になります。
収入印紙は書面を作成した側が払う義務があり、収入印紙を購入し書類に貼って割り印を押すことで税の支払いが完了します。
収入印紙を貼る必要がある書類は?
収入印紙を貼る義務がある書類はいくつかありますが、代表的なものを紹介します。
・領収証
領収証に貼る収入印紙は以前は3万円以上から必要でしたが、平成27年4月から5万円以上の支払いに必要になりました。ちなみに5万円から100万円までの支払いには200円の収入印紙が必要です。
領収証に貼る収入印紙の金額一覧表はこちらの記事にて紹介していますので、ぜひ参照ください。
・手形
約束手形や為替手形に数字を書き込んだ時点で収入印紙を貼る義務が発生します。印紙代は手形の金額によって異なります。
・不動産の譲渡に関する契約書
不動産を受け渡す際に交わす書面にも収入印紙が必要です。
・業務委託に関する契約書
業務委託や代理店契約など業務の契約期間が3ヶ月以上の場合収入印紙が一律4千円の印紙が必要になります。
『契約書の収入印紙代はどちらが支払うべきなのか』についてはこちらの記事にて紹介しています。
・会社設立時の定款(ていかん)
株式会社や合資会社など会社を設立する際に作成義務のある定款には一律4万円の印紙が必要になります。
収入印紙を貼る必要がある書類を全て知りたい方や、詳しい収入印紙の金額を知りたい方は国税庁のホームページの印紙税の手引というページに印紙税額一覧表がありますのでそちらを参考にしてください。
さいごに
収入印紙の金額は国の意向によって見直されることもあるので税率が変更になった際は国税庁のホームページで確認しましょう。
普段なにげなく貼られている収入印紙ですが、国にとってかなり大きな財源のひとつのようです。
納税漏れのないようにきちんと収入印紙のルールも理解していきましょう。
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました^^
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